
概要
いま、「コミュニティ」は、さまざまな文脈で外すことのできないキーワードになっている。ビジネスや学問においては、イノベーションや知的進歩の源として、あるいは、アートや建築、創造の現場では、その源泉として注目されている。もっと身近なところでは、コミュニティは承認調達や安心、信頼構築の基礎単位ともいわれている。とはいうものの、そもそも現代のコミュニティの諸様相はどうなっているのか、そして、それらの共通と差異、もしくは、形成原理や歴史的背景の全体像を見渡すことはますます困難になりつつある。そのような混迷するコミュニティに対して、多角的な角度からアプローチするために、原則毎月第4木曜日の20時から研究者から実務者、クリエイターまで多様な方々をお招きして議論する。
project .review: http://dotreview.jp/
TSUTAYA TOKYO ROPPONGI: http://ameblo.jp/tsutaya-2000/
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第3回 西田亮介 × 李明喜氏「コミュニティ・デザイン・コミュニケーション―「デザイナー」は消滅するか?」
6月24日(木)20時~ @TSUTAYA TOKYO ROPPONGI (MAP) 入場料無料
概要
今回で第三回目を迎える、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIと「.review」による連続トークセッション「コミュニティの過去・現在・未来」。24日のイベントでは、「コミュニティ・デザイン・コミュニケーション―「デザイナー」は消滅するか?」と題して、情報社会における人と環境設計の可能性を議論する。
ゲストに、デザインチームmatt代表、pingpongディレクターを務め、『思想地図bis』にも携わるデザイナーの李明喜氏を招き、「デザイン」のいま、デザイナーの役割を出発点に論じていく。
李氏がこれまで携わってきた、 外苑前「Sign」や山口情報芸術センターYCAMなどの今までの仕事を振り返りつつ、現在進行形で進められている東京大学知の構造化センター主導のプロジェクト「pingpong」での実践をもとに、「デザイン」「空間」「情報」といったテーマへの関心のあり方がどう遷移してきたのか、実際のプロジェクト変遷をたどりつつ議論が進められることだろう。
さらに、翻って、現代社会の情報学的変化を逆照射しながら、思考を発展させていく。
「アーキテクチャ」といった言葉の流通にも明らかなように、物理的な環境の設計と情報技術との関わりは、社会学/建築/アート/マーケティングなどの領域で先鋭化し様々な議論を蓄積してきた。2010年代において、「空間と情報」はますます中心的な問題系(problematic)となる。
今回のTTRは、李氏の先鋭的な思想に裏打ちされたプロジェクトを確認しつつ、様々な情報社会論的な議論を射程に入れた対話がなされるであろう。
第2回 茂木雅世×塚越健司×西田亮介「日本的習慣とコミュニティの可能性 — 茶プライズ☆」

.review ×TTR連続トークセッション「コミュニティの過去・現在・未来」第2回
「日本的習慣とコミュニティの可能性 — 茶プライズ☆」
5月27日(木)20時〜 @TSUTAYA TOKYO ROPPONGI (MAP) 入場無料予約不要
概要
日常の背後には、普段意識することのない数々の「習慣」が根づいている。
しかし、そのような「習慣」は、過去における社会、あるいは
コミュニティに対する適応行動の帰結であって、
数多くの興味深い歴史や知見が姿を潜めている。
このような視点にたてば、私たちが普段意識しない「お茶を飲む」という習慣の背後にも、
豊かな歴史が存在している。そして、歴史的側面だけではなく、今、
「お茶を飲むこと」を用いた、地域活性化やコミュニティ再生など、
さまざまなイノベーションに取り組んでいる人たちもいる。
今回のテーマは「お茶を飲む」という習慣の歴史と可能性。
日本茶アーティスト茂木雅世さんをお迎えして、
日常に根ざした習慣の再認識から、新たなコミュニティ形成までを取り扱う。
茂木さんの事例紹介やお茶の魅力を伝えるワークショップを中心に、
新進気鋭のフーコー研究者であり、最近では内部告発の問題にも取り組む
塚越健司と、非営利組織論や地域社会論、コミュニティ論を扱う西田亮介という、
80年代生まれの三人で、日常の背後に潜む、豊かな問題系と可能性を、
フレッシュかつ斬新な形で描き出す。
登壇者紹介
茂木雅世
唯一無二”日本茶アーティスト”
大学在学中の2003年よりミュージシャンとして吉祥寺を中心に路上ライブを続け、 NHK「オンエアバトル」を始め、各メディアなどで取り上げられる。
卒業後は放送作家・ライターとして執筆活動をする傍ら、大好きな日本茶を独学で学ぶ。 現在、日本で唯一の“日本茶アーティスト”として、イベントやメディアで活躍中。 若い人にもっともっと日本茶の素晴らしさを知ってもらいたいという気持ち抱き、 新しい切り口で日本茶を楽しんでもらうべく、時には斬新、時には無謀ともいえる企画などを形にしている。月に1回原宿デザインフェスタギャラリーで 「茶プライズ(サプライズ)」と題したイベントを開催、誰でも無料で出入り自由の日本茶専門カフェを開き、 お茶のおいしい入れ方・茶葉の種類による違いの説明等々、若者に日本茶の素晴らしさを教えている。
夢は「お茶で誰かを泣かすこと」口癖は「心のないお茶は淹れたくない」「お茶には心が映り込む」
blog: http://ameblo.jp/resongfan2000/
塚越健司
1983年生まれ。
2009年 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。
現在、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程在籍。
専門はミシェル・フーコー研究を起点に、政治社会学、社会思想史等。
プロジェクト「.review」メンバーとして活動中。
共著に『フシギなくらい見えてくる!本当にわかる社会学』(日本実業出版社)がある。
西田亮介
1983年京都生まれ。
独立行政法人中小企業基盤整備機構経営支援情報センター リサーチャー。東洋大学非常勤講師。
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、同政策・メディア研究科修士課程修了。同博士課程在籍中。
専門は地方自治体、企業、非営利組織などの連携による地域活性化の分析と実践。、『中央公論』 『現代用語の基礎知識2010』『思想地図vol.2』などに論文を寄稿。
専門の地域活性化や非営利組織論からメディア論、教育論も扱う論客として各メディアで活躍する一方で、
「.review」のプロジェクトでも注目を集めている。
第1回 西田亮介 × 寺脇研氏&NPO法人カタリバ 今村亮氏「日本の新しい公共とその担い手 ~社会起業家とはなにか」

4月22日(木)20時~ @TSUTAYA TOKYO ROPPONGI (MAP) 入場料無料
終了致しました!ご来場ならびにTwitterにて発言頂きました皆さまに厚く御礼申し上げます。
当日のまとめはこちらから:『西田亮介氏×寺脇研氏&NPO法人カタリバ 今村亮氏「日本の新しい公共とその担い手 ~社会起業家とはなにか』 のツイートをまとめました。(@take_yujiさまがまとめてくださいました。ありがとうございます。)
概要
民主党政権は「新しい公共」を提唱し、NPO税制改正の問題を中心に話題を呼んでいる。
しかし、「新しい公共」の定義は未だ明確ではない。
論理的に考えれば、日本における「新しい公共」を考える際には、
まず現状のビジョンと課題が広範な文脈から徹底的に検討され、そのうえでそれに変わるビジョンと
処方箋が提唱されるべきではないだろうか。また、「新しい公共」の文脈では、
「社会起業家」というステイクホルダーが頻繁に登場する。
社会問題の解決を事業化によって実現し、持続可能性を担保する社会起業家は、
「新しい公共」の問題系のなかに、どのように位置づけられるのだろうか。
「新しい公共」円卓会議構成員で映画評論家の
寺脇研氏と、NPO法人カタリバの今村亮氏をお迎えして徹底的に議論する。
登壇者紹介
寺脇研氏: http://members.jcom.home.ne.jp/mutumituko/k-top.htm
今村亮氏: (NPO法人カタリバ: http://www.katariba.net/ )
project.review: http://dotreview.jp/
当日のまとめはこちらから:『西田亮介氏×寺脇研氏&NPO法人カタリバ 今村亮氏「日本の新しい公共とその担い手 ~社会起業家とはなにか』 のツイートをまとめました。(@take_yujiさまがまとめてくださいました。ありがとうございます。)
第0回 西田亮介 × 宮台真司「現代のコミュニティとはなにか」(3/25 Thu. 20:00-)
概要
2010年代の重要なキーワードに「コミュニティ」がある。それは、イノベーションや創造の源泉でもあり、従来承認や帰属意識、信頼関係を調達する場でもあった。そのような機能を有するさまざまな中小規模の集団についての観察と分析は、人文・社会科学を中心に古くから行われてきた。だが、インターネット技術とそれに下支えされたコミュニケーションの普及と変容は、それらの集合体であるコミュニティにも少なからず影響を与えている。このような社会的環境の変化を前提とする現代のコミュニティは、従来型のコミュニティとどこが異なり、なにが共通しているのだろうか。また、現代のコミュニティを分析するためのフレームワークは、従来のものと同じでよいのだろうか。このような問題圏を、サブカルチャーや若者論にも詳しい社会学者宮台真司氏をお招きして徹底的に論じていく。そして、この対話を、4月からの.review × TOKYO TSUTAYA ROPPONGI 連続トークイベント「コミュニティの過去・未来・現在」のイントロダクションとする。
登壇者紹介
西田亮介
1983年京都生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科助教。同博士課程在籍中。専門は地方自治体、企業、非営利組織等の連携による地域活性化の分析と実践。『現代用語の基礎知識2010』『中央公論』『思想地図vol.2』などに論文を寄稿。専門の地域活性化や非営利組織論からメディア論、教育論も扱う論客として各メディアで活躍する一方で、新しい書き手の発掘とメディアのハブをつくるproject「.review」でも注目を集めている。
Tip.Blog: http://web.sfc.keio.ac.jp/~ryosuke/tippingpoint/
project「.review」: http://dotreview.jp/
宮台真司
社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。1959年3月3日仙台市生まれ。京都市で育つ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。
権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの分野で単著20冊、共著を含めると100冊の著書がある。
最近の著作には『14歳からの社会学』『〈世界〉はそもそもデタラメである』などがある。キーワードは、全体性、ソーシャルデザイン、アーキテクチャ、根源的未規定性、など。
MIYADAI .com Blog : http://www.miyadai.com/
